Memory chainとRare Pepeカードをコレクションしてみよう!〜仮想通貨の使い方①〜
Posted: 2017-05-08

ビットコインとアルトコインが爆上げしている今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 高騰をきっかけに暗号通貨、仮想通貨、アルトコイン、業界に足を踏み入れた方々も多いことでしょう。
そんな方々の中には自分が買っている仮想通貨がどういうものなのか、どう使えるのか、ご存知無い方も多いのではないでしょうか。若しくは知識としては知ってても実際に使ったことのある方ほほとんどいないのでは無いかなと思います。 しかし通貨は使ってなんぼ。
この高騰をバブルで終わらせないためにも、この機会に仮想通貨を使用する方法についていろいろ紹介して行きたいと思います。 そして仮想通貨にハマっていただけると重畳。
今回はビットコインとカウンターパーティー(XCP)トークンであり、現状最も使えるアルトコインという噂の pepecash を使ってみましょう。
「ほしいカードがあるから、細かい解説はどうでも良いからやり方を説明せんかい」という方は「トークンを保管するウォレットを用意する」まで飛ばしてください。 Memorychain についてざっくり紹介するよ - ほい ↑ こちらの素敵記事も参考にしてください!(こちらの記事のほうが簡潔にまとまっているのでわかる人はこちらを参考に設定すると断然早いです)
はじめに
前提条件として「ここまではわかっている」というていで説明します。
- 仮想通貨は購入できる、あるいはもう保有している。
- 取引所と仮想通貨のウォレットの違いがわかる。
- アルトコインが何なのか知っているもしくは聞いたことがあり大体わかる。
あんまり良くわからないという方は、以下のサイト等で勉強したり、
ビットコインの解説 | Bitcoin 日本語情報サイト 第 1 回 ブロックチェーン、暗号通貨とは何か| Tech Book Zone Manatee
実際に取引所などで仮想通貨を購入して、自分のウォレットで自分のアドレスに仮想通貨を保有して、送金テストしたりしてみましょう。
Memory chain,Rare Pepe カードとは
技術的な説明は出来ないので置いておくとして。
最近、仮想通貨界隈の、主にツイッターでこんな怪しい投稿がちらほら上がっているのを目にしたことはあるでしょうか?
いえぇぇぇぇぇぇい!!!リップルちゃんもらったぁぁぁぁぁぁ!!!かわいいぃぃぃぃぃぃぃ!!!#ripple #xrp #memorychain #BookofOrbs #BoO #リップルちゃんを応援し隊 pic.twitter.com/yfsjN1WLUO
— ポイン@ハイパーニート (@poipoikunpoi) 2017年5月7日
やっぱ一番の思い出はコレ…#Memorychain 第2作目、「THEDAODEAD(発行数100)」を1枚500pepecashで10枚売り注文だしました。#TheDAO #BoO pic.twitter.com/uRT7EJC9cC
— トレスト (@TrendStream) 2017年4月17日
ドヤァ😏(再び#memorychain #BoO #BookofOrbs pic.twitter.com/LAp0dVwxbf
— 水瀬 亞里亞@雑食性クリプトアークス (@aria_minase) 2017年4月30日
マジックマネー上映会を開催して、pepeやmemorychainの話を楽しんだ。#タヌ神, #pepe, #memorychain pic.twitter.com/CUnJhKbcIt
— poo(ぷー) (@poo_life) 2017年5月2日
(特に承諾とってないのでツイート消してくれという方は連絡ください、すぐに消します)
あとはこんな緑の気持ち悪いカエルのカードの画像を見たことのある人もいるかもしれません。
最初にツイートを紹介したものは"Memorychain"、最後の画像は"Rarepepe"という名前のどちらも、トークンカードをコレクションできるサービスです。 これだけ聞いても大抵の人は??? だと思いますが、これらのトークンカードには以下の特徴があります。
- 電子的なデータとしてのカードである(物理カードではない)
- トークンカードはビットコインと同様にそれぞれが仮想通貨(トークン)として発行され、発行数が決まっている。*1
- ビットコインのブロックチェーン上にこれらのカードの取引記録が刻まれるため、カードの所有は事実上改ざん不可能。*2
- 分散型取引所(DEX)で取引できる。
ここまで書けばピンと来る方もいると思いますが、 これらのトークンカードは仮想通貨の「電子的なデータであるにもかかわらず、通貨の様に現物として所有できる」という特徴を利用した仮想的なトレーディングカード(以下トレカ)です。 MTG や遊戯王、ポケモンカードなどのトレーディングカードゲーム(以下 TCG)をやっていたことがある方はご存知だと思いますが、TCG では珍しいカードや使える人気のカードは集める人が多くなり値段も高くなります。 (参考: MtG の最高額カード『ブラックロータス』って何? ヤフオク出品理由に騒然 - KAI-YOU.net)
いわば、この「TCG のカード」が電子化したものが"Memorychain"や"Rarepepe"です。 今のところゲームでは使用できないのでただのトレカですね。 トークンでない紙のトレカと比べて利点がいろいろあるのですが簡単にいくつか挙げると
- 物理カードと違って劣化しない
- 中央集権的でないのでカード会社が倒産したりして使えなくなったりしない
- 発行数がロックされているのでカード会社とかが好き勝手に再販できない。つまり 100 枚しか無いカードは間違いなく世界に 100 枚しか無いことが保証される
- 仮想通貨なので個人間取引しやすい
- (それなりにいろいろ条件はあるものの)誰でも自由にカードを発行できる
などなどいろいろあります。
綺麗な切手やコイン、昆虫や石の標本や模型、歴史遺物など、コレクションは集めて眺めるだけでも楽しいものです。さらに、時間が経ったらもしかして自分のコレクションしているモノに人気が出て価値が高くなるかもしれないというワクワクもあります。 「価値を所有する」それこそがコレクションの楽しみです。
すなわち「価値を電子的に個人保有できる」という仮想通貨の最も特徴的で革命的な部分を、まさにぴったりな「コレクション」という分野に応用したのがこれから説明する、カウンターパーティトークンと pepecash、そして pepecash を使用したプロジェクト達なのです。*3
特に MemoryChain は
『暗号通貨業界内のプロジェクト、出来事をイラスト、トークン化し、ブロックチェーン上に消えない思い出を残そう!トークン化したカードは記念品としての価値だけではなく、将来的に外部のゲームやサービスとつながり Unlimited に広がっていきます!』(Memorychain Whitepeper より引用)
ということで、カードを集めることで暗号通貨界(仮想通貨界)について勉強できるしいろんなできごとを思い出せるという楽しいプロジェクトです。 Rarepepe は……ちょっと頭のネジの外れた人たちが緑色のカエルのカードを集めているって噂です。ちょっと良くわかりません(笑) Rarepepe の衝撃 Dogecoin の再来か!? - ビットコインダンジョン
まあ習うより慣れろと言うように、自分でやってみるのが一番いいと思いますのでカードをコレクションする方法を解説していきます。
トークンを保管するウォレットを用意する
まずはじめに Book of Orbs というアプリをスマートフォンにインストールします。 (今回使用したスマートフォンは Android のバージョン 7.1.2 ですが、iOS 版のアプリもあります)
これでウォレットの準備は終わりました。 あとはカードを手に入れるだけです。
カードを集めよう
カードの入手方法は主に2つあり、ひとつは人にもらうことです。 ツイッターなどでたまに気前のいい方やカード作成者様が配っているのでなるべくフォローするようにしましょう。無理にくれくれ言うのはマナー違反ですが、タイミングが良ければ先ほどのアドレスにカードを送ってもらえるかもしれません。
Ripple爆上げ✨ xrp15円突破記念にリップルちゃん15名様に配布します。 リツイート&アドレス返信お願いいたします。#ripple #xrp #memorychain #BookofOrbs #BoO #リップルちゃんを応援し隊 pic.twitter.com/Pml60EXKjQ
— 水瀬 亞里亞@雑食性クリプトアークス (@aria_minase) 2017年5月7日
もうひとつの方法は分散型取引所(DEX)でカードを購入することです。 購入するためには pepecash とビットコインが必要です。 購入方法を詳しく説明します。
カードを買う方法
つまるところ、このカードを手に入れるためには pepecash が必要だということです。
それに加えて、カードの取引手数料としていくらかのビットコインが必要です。 2017 年 5 月現在はビットコインの高騰と取引量の増加のせいで1取引で 50 円から 70 円分くらいのビットコイン(0.0004BTC 位)がかかってしまいます。 とりあえず 0.01 位の BTC は入れておきたいところです。
pepecash を買う方法
流石にここまで読んでいる人はビットコインの購入方法は知っていると思うので pepecash の購入方法を説明しておきます。 Memorychain Whitepeper(笑)に紹介されている入手方法は3つです。
- 日本の取引所 Zaif で購入する Zaif
- 海外の取引所で購入 Tux Exchange - Cryptocurrency Exchange
- カウンターパーティの DEX で購入*6
今のところ 1 が一番簡単な方法なので 1 をおすすめします。
まず Zaif に登録をしてビットコインか日本円を入金します。 Zaif
必要な分だけ pepecash を購入したら自分のウォレットに出金しましょう。 「入出金」をえらんで、Counterparty トークン出金に移動します。
次に「出金トークン選択」から PEPECASH を選択します。 非常にわかりにくいことに、たくさんのトークンのちょうど真ん中あたりにあるので頑張って探してください。
選択出来たら、出金アドレスに Book of Orbs と indie square wallet のアドレスを入力して必要事項を入力して、出金します。 このとき出金手数料としてビットコインが必要になります。 また、当たり前の話ですがアドレスを間違えると二度と戻ってこないので注意しましょう。
Book of Orbs でカードを買う
最後に
これで Memory Chain カードを購入することが出来ました! RarePepe も同じように購入することが出来ます。
購入出来たらコレクション画面からカードを鑑賞することが出来ます。 gif アニメになっているものなんかだと、コレクションからしか動画を見られないので所有者の特権を味わえるかもしれませんね。(訂正:マーケットからでも見られますね)
Memory chain は現在 25 枚ですがこれからも枚数がどんどん増えて行く予定なので、気になる方はとりあえずツイッターで、MemoryChain の天才パーティーオーガナイザーであり*8初代ビットボーイの koji さんをフォローしておきましょう。
仮想通貨元年。ブロックチェイナーにより歴史が消し去られようとしている。 #Memorychain
— Koji Higashi (@Coin_and_Peace) 2017年4月17日
仮想通貨の使い方 ② は soooon やる予定です。
それでは
*1:発行数ロックがされている場合に限る。トークン作成者も追加発行できない
*2:カウンターパーティトークンの場合
*3:もっともらしく言うとこうなりますが基本は遊びです
*4:ホントの事をいうとトークンを発行できるという重要な利点があるというのが大きいですが割愛
*5:こういうことをやっていると取引記録がブロックチェーンに刻まれていることを実感できて面白い
*6:カウンターパーティの通貨 XCP が必要になるのでひと手間増えます
*7:これはもはやネットミームみたいなもので、真面目な話値上がりを期待するのは全くおすすめしない(笑)
*8:本人の情報だと別人だそうです。トラストレスですね